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 Diary 2005年3月31日(Thu.)

アンジー・ストーン来日

 本日はアンジー・ストーンの来日公演である。場所は大阪ブルーノートにて。まづ我々(私、トモコ、ユキエさん)は梅田に出て、大丸梅田に行き、チャールズ & レイ・イームズ展を観た。さすがにイームズは人気で、結構人が入つてゐる。百貨店の美術館なので規模こそ小さいが、『パワーズ・オブ・テン』や『アメリカの光景』などの有名な映像もたくさんあつて、なかなか楽しめる展覧会であつた。その後、ブルーノートに向かう。

 移転後のブルーノートに行くのは初めてである。話題のハービスプラザの地下にあり、以前より広く、グレードアップした印象。我々は最前列の正面に向かつてステージ左端の席を占め、そこでワインを飲み、なんやかんやと食しながら、ライブの開始を待つた。待つこと久し。そろそろ酔つ払つてきて、うーん眠い…とヤバくなつて来た頃、それは来た。

 で、でかい! アンジー・ストーンが、背こそ低いものの身体はかなりタップリしてゐるといふのは知つてゐたけれど、バックバンドの人たちもこんなにデカいとは。特に我々の正面にゐたキーボードの人など、ヤバくない? といふぐらゐ太つてゐて、圧巻である。うーむ、ソウルフル、といふべきか。

 ステージは安定した、良いものであつた。客の煽りも堂に入つたものだし、途中でラップをかましたり、コーラス隊とともに半アカペラ状態で歌つたりと、メリハリも効いてゐる。スリッパのやうなものを履いてゐたのが多少気になつたものの、アンジー・ストーンの姉御然とした態度にも満足。『LOVER'S GHETTO』から『I WANNA THANK YA』まで、1時間半ほどのステージが一瞬に思へた。

 それにしても、さすがブルーノートといふか、お客さんにはネカチモッぽい人々が満載だつたのだけれど、彼らは普段からアンジー・ストーンなんて聴いてゐるのだらうか。聴いてゐるのだらうなァ、昔のブラコンのやうなノリで。なんだか不思議な感じです。

小川顕太郎 Original: 2005-Apr-4;