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 Diary 2005年6月30日(Thu.)

ダーツ大会

 久々のオパールバトル大会。本日はダーツだ!!!

 今回も欠席が相次ぎ、予定より5人も少ない人数での開催となつたが、それでも総当たり戦をやつたので、ひとり10試合もこなさねばならず、なかなか大変。そして、またしても異様に盛り上がつてしまつたのである。

 さて、試合の話に移る前に、ある挿話をここで語らうと思ふ。我々はこのオパールバトル大会を1年を通じて行ひ、総合得点でも競おう、と考へてゐる。むろん、全員が全試合に出る訳にはいかないが、試合に出ればそれだけで価値がある、といふ事で、とにかく出た全員に点数が与へられ、出ない人は0点である。優勝者は10点、2位は6点、3位は4点、以下は全員1点づつ。出場すれば、とにかく1点は獲得できる、といふ訳だ。が、最初、最下位は0点にしやう、といふ話も出てゐた。色々あつて、結局この案は私の独断でなくなつたのだが、その事をみんなに告げた時の、テラリーのコメントが凄かつた。テラリーはかう言つたのだ。

「さうですね。それがいいと思ひます。だつてさうしないと、ハッサクさんがたとへ全試合出たとしても0点の可能性がありますから、それは可哀想です」

 さすが心理学を学んでゐるだけあつて、言ふことが大胆だな、テラリー。…と、ま、挿話終了。

 ダーツの試合のやり方は何種類かあるやうで、我々はその中の「カウント・アップ」といふゲームをやつた。何故なら、このゲームは運の要素が強く、経験者とさうでない人との差が開きにくいからである。まぐれでも何でも、点数の高い場所に当てればよいのだ。コータローくんから簡単な説明を受け、しばらく練習してから、試合開始。ヒュン、ヒュン、ヒュン、ビヨーン、プルルプルルプルル! と、場は一気にヒートアップ。なかなかうるさいのであつた。

 で、ここで問題です。優勝者は誰でせうか? ……ま、勘の良い人ならすでにお分かりかと思ひますが、さう! ハッサクさんでしたー! なんと、トモコに負けただけで後は全勝。しかもテラリーに対しては、100点以上も離されてゐたのを、最後のラウンドで一気にひつくり返しての逆転勝ち。凄い。おめでたうございます。ちなみに2位はユキエさん。同率で並んだテラリーを、再試合をして再び破つての2位でした。

 試合終了後、我々は家路を辿るもの、ビリヤードをするもの、など、三々五々に別れたのだが、テラリーだけはその場に残つて、黙々とダーツをやり続けた。よほど、ハッサクさんとユキエさんに負けたのが悔しかつたのだらう。私は、腕が痛くて泣きさうでした。