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 Diary 2005年7月17日(Sun.)

ジェンガエクストリーム!

 とうとう始まつたジェンガ大会の第2回。今回は、な・な・なんと! ジェンガエクストリィィィィィィム! 大会なのであつたーーー!!! ……疲れたな、なんか。いや、こんな事ではいけない。今年はジムで身体を鍛へて夏バテ知らず、夏バテなんかしとる奴は失格! といふのがテーマであつた。と、いふ事で、気力を奮ひ起こして続けると、…さて! では、ジェンガ エクストリームとは何か? これはジェンガの進化した形で、な・な・なんと! ジェンガのピースの断面が、長方形ではなく菱形なのである! つまり、積み方によつては、ジェンガの塔が真ッ直ぐ伸びるのではなく、ガタガタに左右にぶれながら伸びていくのである! さらに、ジェンガのピースが3色に分かれてゐて、前の人が抜いたのと同じ色のピースは続けて抜いてはいけない、といふルールまであるのであーる! ガガーン! で、本日、早速その第一試合目が行はれた。

 最初の闘ひはババさん VS ショーヘイくん。ショーヘイくんはピースを抜く時に何故か手が震へてしまふ、といふ弱点があつた。前回はそれで敢へなく瞬く間に破れてしまつたのだが、今回は些か事情が違ふやうである。不敵の笑みを浮かべたショーヘイくんは、一瞬後に真顔に戻り、ハー!」と渾身の気合ひを籠め、左手で震へてゐる右手の指をガッシリ支へた。すると、なんと右手の震へが止まつたのである! 「秘技、ショーヘー!」。秘技ショーヘー…またしても新たな技が産み出されてしまつた。騒然とする場内。…と、この技はピースを抜くのに両手を使つてゐる、つまり“片手のみでピースを抜く”といふルールに反してゐるのではないか? といふ疑義が場外から提出された。うむ、これは難しい問題だ。早速、オパールバトル大会競技委員会による話し合ひが行はれた。侃々諤々、喧々囂々。かなり揉めた後、一応この技はセーフ、使つてオッケーといふ結論が出されたのだが、その瞬間! ガラガラガラー…なぜか競技委員が話し合ひをしてゐる間も闘ひは進んでゐて、ちやうどこの時に、決着がついてしまつたのであーる。「あああー、やつぱり負けた〜」。勝利の栄冠は、ババさんの上に燦然と輝いた。…

 オイシン来店。「店主! ボクも『海辺のカフカ』読みました! で、ジムに通ふことにしましたー。世界で一番タフな2*歳を目指します!」

 うむ、さうか。今年のオパールのテーマは、バトル+筋肉、だな。

小川顕太郎 Original: 2005-Jul-21;
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