Diary 2005年1月15日(Sat.)
授与式
ハッシー来店。「あ、この間はボクの書いた文章を褒めていただいて、ありがたうございます。で、ホントに『いま世界で最も映画を愛してゐるで賞』を貰へるんですか?」
うん、もちろんだよ。今月末には授与式を行ふから、用意しておいてよ。
「あの、賞金とか出るんですか?」
当然。いちおう賞金は10万円だから。ま、これぐらゐが限界、我々では。文句ないでせう?
「ええ! 10万円!!! ホンマですか、それ!」
ホントだよ。私とババさんとヤマネくんの3人で出すんだ。えー、授与式はオパールで行ふけど、来られる?
「もちろんです! 仕事を休んでも出席します!」
よかつた。ぢやあ、日時は1月31日の月曜日の夜9時。場所はオパールで。
「はい!」
あ、それから授与式への参加費として30万円いるから、それも忘れずに。
「あ……」
タカハシくん来店。熊野のお土産として、「くじらの博物館」で大量に叩き売られてゐた「くじらと日本人」といふパンフレットを大量に購入してきたので、それをあげる。早速熱心にそれを読んでゐたタカハシくんだが、しばらくすると顔をあげて、ブンブンと左右に振る。それを何度か繰り返す。はて? さういへば先程もベッチに同じパンフレットをあげたら、同じやうに顔を左右にブンブンと振つてゐたけれど、何をしてゐるのか? 私もマネをして顔を左右に振つてみた。が、頭がクラクラするだけである。はて?
「くじらッて、大きいですねー。この店よりも大きい」
なるほど、較べてゐたのか。うむ、そりャ大きいよ、くじらは。クラクラ。
なんとなく風邪気味です。
小川顕太郎 Original: 2005-Jan-15;