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 Diary 2004・11月21日(Sun.)

ボケ

 どうやら最近はかなりボケてきたやうである。ブックオフがセールをやつてゐるといふので、チョイと足を伸ばしてきたのだが、すでに持つてゐるCDを購入してしまつた。持つてゐたかどうかよく覚えてゐない、といふ代物ではなく、ハッキリと持つてゐると覚えてゐたものだ。証拠に、オパールに着いた瞬間に、あ! と自分のミスに気付き、となれば一体どういつた心持ちでこのCDを購入したのか、いくら思い出さうとして思ひ出せないのである。さらに、本もいくらか購入したのだが、これがやたらと重い。数へてみると、20冊も買つてゐる。ほぼ全て100円均一棚から選んだので、値段は大したことないのだが、それにしてもこんなに買つてゐたか? あまり、買つた時のことを覚えてゐないのだ。ううむ。

 その他にも、45リットル入りのごみ袋を、小さなゴミ箱に無理矢理セットしてゐたり、玉葱や人参の皮を剥いて身の方を捨てたり、精算を済ましたお客さんに対して「イラッシャイマセ」と言つてしまつたり、なんだか不安になるやうなボケ振りである。ダメ押しにもうひとつ言ふと、最近の私はすぐに寝てしまうのだ。この間もヤマネくんとトモコと3人で喋つてゐる時に、いつの間にか寝てしまつてゐた。私が眠つてゐる間、「あれ? さつきまで喋つてゐたのに!」「オジイサンみたいでせう、家でもすぐに寝るのよ」「ほんと、オジイサンみたいですねー」と、二人は私を肴にしてゐたやうである。が、そんな事も、当然眠つてゐた私は知らない。

 そのヤマネくん来店。「いま、『隠し剣 鬼の爪』を観てきたんですけどね、その中に、主人公の永瀬が話してゐる最中に必ず寝てしまうオバアサンが出てくるんですよ。凄く、ケンタロウさんを思ひ出しました!」

 うむ、さうか。それは良かつた。ところで、そ

 ……あ、また寝てゐた。

 何を書きかけてゐたのか忘れたので、今日はここまで。

小川顕太郎 Original: 2004-Nov-23;