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 Diary 2004・8月26日(Thu.)

新居訪問

 マツヤマさんとサコさんの新居にお邪魔する。サコさんに導かれて部屋に踏み込み、まづ、そのあまりにキレイに片づいてゐることに驚いた。ッて、お客さんを招く訳だから当たり前だ、と言はれるかもしれないが、ほんとシンプルにキレイに片づき、オシャレにまとまつてゐるのだ。今にも雑誌などに紹介されさうな部屋である。私は、我が家の雑然ぶりを思ひ浮かべて、愕然とした。

 本日はマツヤマさんがシェフである。我々は机に座り、カウンター越しに(キッチンとリビングをカウンターが分けてゐるのだ!)料理を作るマツヤマさんを眺める。いつもと逆の立場で、なんだか楽しい。サラダを皮切りに、ブルスケッタ、パスタ、メイン肉料理と次々と繰り出されるシェフマツヤマによる料理。どれもこれも凄く美味しい。さすがはマツヤマさん、なんだか料理は得意さうだと思つてゐましたが、やはりさうだつたのですね。これにとてもおいしいワインが 2 本もついた。美味しい手料理に高価なワイン、音楽はスモーキー・ロビンソン & ミラクルズ。最高ではないか。私は気が緩んで、すつかり酔ッ払ッてしまつた。

 さらに結婚式の写真 & マツヤマさん秘蔵の写真を見せて貰ふ。若き日のマツヤマさんの勇姿、眉を剃り化粧をし、バリバリのエイティーズファッションに身を包んでゐる。その後も様々な遍歴を重ね、函館八幡宮前の和装の晴れ姿へと到る。正に人に歴史あり、を体現したやうな写真の数々であつた。

 気がつけば、日付が変はつてから随分と経つてゐる。サコさんは明日も朝早くから仕事だらうから、早めにお暇しなければ、と来る前は考へてゐたはずなのに、ついウッカリとしてしまつた。申し訳ないです。フラフラとしながら、マツヤマ & サコ宅を退去する。お二人とも、本日はありがたうございました。

 さういへば、マツヤマさんが興味深いことを言つてゐた。我々が昨日の停電騒ぎの話をすると、「ハシモトが何を言つたか、大体分かりますよ」と言つて、ハッシーの口まねをしながら「…いやー、こんなんも、結構いいもんですねー」とやつたのだ。正に、その通り! あまりにピッタリだつたので、一瞬ハッシーとマツヤマさんの関係を疑つたのだが、これはマツヤマさんが人を見る目があること、及び、ハッシーの語彙が少ないこと、を表してゐるのだらう。

 酔ッ払ッてゐたので、すぐに寝ました。

小川顕太郎 Original: 2004-Aug-28;