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 Diary 2004・4月3日(SAT.)

詩舞

 ダイスケさん来店。静岡からのお友達を連れてきてくれる。実はこのお友達の事は、BBS にて予告してくれてゐたのだが、その時に「京都まで詩舞のお稽古に来る」と書かれてゐたので、私はてつきりこれは「仕舞」を「詩舞」とダイスケさんが書き間違へたのだとばかり思つてゐたが、これは「シマイ」ではなく「シブ」であり、「詩舞」で正しかつたのだ。「詩舞」とは、詩吟に合はせて踊る舞ひのことださうで、私はそのやうなものの存在を知らなかつた。教養不足ですみません。

 ハッシー & YO! ちやん来店。ハッシーは今日から極真空手に通ひ始めた。先月からは英語を勉強し始めてゐる。さらに、先日ハッシーが「みんなと映画の話が対等にできるやうになりたい」と言ふので、軽い気持ちで「これだけは観ておかう 100 本」といふリストを作つて(と言つても結局 150 本ぐらゐになつた)あげたのだがこのリストの最初から虱潰しに観ていくと言つて、早速 3 本ほど借りてきてゐた。うーむ、30 歳を前にして変はるのか、ハッシー。来年が楽しみです。

 ババさん & T 子さん来店。映画『クイール』を観てきてゐた。無類の犬好きである T 子さんは、もう映画の冒頭で子犬が見上げてゐるアップのシーンを観た瞬間から目が潤み、映画の最中も何度も涙を拭つたさうなのだが、それよりも横で観てゐるババさんがあまりにも激しく泣いてゐるので、しまいにはティッシュを全部あげたさうだ。『クイール』恐るべし。ちなみに、映画自体はそんな泣かさうといふやうな作りではなく、どちらかと言ふと淡々と話が進行するものらしい。が、かへつてそんな映画に泣かされたりするものですね。

 本日は雨。櫻は満開だが、今日明日でかなり散るでせう。

小川顕太郎 Original: 2004-Apr-5;