京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

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 Diary 2003・5月23日(FRI.)

ポーが店長

 今月の 25 日発売予定の雑誌「Leaf」の京都カフェ特集で、久々にオパールが大きく取り上げられる。早速その号が雑誌社から送られてきたので、見てみると、お! 確かに efish と並んで丸々 1 ページを使つて紹介されてゐる。嬉しい。写真も、カウンターを挟んで私とトモコが対峙してゐるものが大きく掲載されてゐる…のだが、この写真、どうみたつて目を惹くのは、写真の中央に陣取つてこちらを見据ゑてゐるポーである。私とトモコは刺身のツマみたいなもんだ。この写真を見た人はみんな「これは、絶対にポーを写したもんですよ」「まあ、ポーがオパールを象徴する、といふ事でせうか。ポーがオパールの店長なんですね」「力関係がよく出てゐますね。店主は影が薄いですよ」などと云ふ。

 テラダさんも「もう、オガワくん、居ても居なくても一緒やん。今から一緒に飲みに行こう!」と云ひ、何故か私はベッチと共に、テラダさんに連れられて祇園の置屋さんに向かつたのであつた。置屋さん、と云つても、普通のスナックのやうなカウンターがあり、そこで飲むのである。祇園浪漫。水割りを飲みながら、書画篆刻、邦楽などの話題をダラダラとする。まあ、オパールはポーが店長をやつてゐるので大丈夫だらう。私は、テラダさんとベッチが唸る長唄を聴きながら、グラスを傾け続けたのであつた…。

小川顕太郎 Original:2003-May-24;