Diary 2003・3月31日(MON.)
エイプリルフール前夜
今年もとうとうエイプリルフールがやつてくる。オパールのサイトでは、何故かエイプリルフールにはなにがしかの嘘を載せる、といふバカな事が恒例化してゐて、毎年 4 月 1 日が近づくと、今年はどないしやう!! と頭を抱へるのだが、今年もなんとかアイデアが決まり、嘘の日記も書き終わつた。この日記が掲載される時には、すでにエイプリルフールは終わつてゐるので、ネタを書いてしまうと、今年は「オパールサイトが強力リニューアル! 大量の新連載が一気にスタート!」といふコンセプトで、私やババさんのみならず、他の人々にも協力をお願ひして、嘘の原稿を書いて貰つた。4 月 1 日と同時に更新しやうと、0 時前にパソコンを開いて用意をしてゐたババさんは、ニヤリと笑つて「凄いですよ。11 本立てです」と言ふ。
「すごいわ! 11 本も!」とトモコが言ふ。
「へー、凄いですねー」とオイシンも言ふ。もちろん、オイシンにも嘘の原稿を頼んであるので、事情は了解してゐる。
「いつもはボクとケンタロウさんの二人だけですからね。『今年もなんかやるんだろうなあ、もう慣れたけど』と油断してゐる人たちも、ちよつとビックリするはずです。」
「そうね、量で圧倒ね。ほほほほほ!」
「ふふふふふ」
「ははははは」
「わあっはっはっはっはっは!!」
「…ところで、11 本立てって、何が 11 本なんですか?」と、オイシン。
「!!!!!!!!!!」
な、なんや、オイシン、お前は事態を把握してゐなかつたんかいな!
我々の方が驚かされてしまいました。
小川顕太郎 Original:2003-Apr-2;