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 Diary 2003・12月18日(THU.)

演歌サバイバーズ最終回

 とうとう最終回がやつてきた。会場は、いつも通り「さざんか亭」。実は「さざんか亭」は、12 月は忘年会などで予約がいつぱい、故にカラオケサービスもやらない、といふ建前になつてゐるやうなのだが、「演歌サバイバーズ」さんのためなら一肌脱ぎませう! と言つてくれて、一番大きな座敷にカラオケをドーンと据ゑて「演サバ最終回」は行はれたのであつた。

 とりあへず、最後に唄はれた歌を全てここに書き記しておきます。唄はれた順番通りです。

熱き心にハシモト
愛の旅路をオガワ
北空港マツイ & ハシモト
愛のさざなみハッサク
与作ワダ
あなたのブルースナエムラ
居酒屋ショウチク
わたしの城下町ワリ
お富さんベッチ
竹とんぼタケオカ
長崎は今日も雨だつたカズ 16
鳳仙花モナコ
京都ブルースユキエ
演歌兄弟アニキ
津軽海峡冬景色アイ
北の漁場オヤジ
さざんかの宿ショウヘイ
天城越へサコ with ママミルク
おんな港町アヤ
夜霧よ今夜もありがとうバンチャン
怨み節トモコ
そして神戸アキラ
帰ろかな(ソウルバージョン)全員
北酒場オイシン
アニキ
(番外・オイシンが会計に手間取つたため)

 以上、珠玉の 25 曲。唄ひも唄つたりの 3 時間。もう、何も言ふことはない。とはいへ、やはり若干の説明を加へやう。

 今回は、今や東京でも大人気のママミルクのお二人が駆けつけてくれた。そしてウッドベースとアコーディオンを使つた生演奏を繰り広げてくれたのだ。サコさんと共に繰り広げた『天城越へ』も凄かつたが(アニキの泣かせるMC入り)、なんと言つても『帰ろかな』のソウルバージョン。カラオケに入つてゐる『帰ろかな』は、原曲通りのバージョンで、つまりはチト寂しいアレンジで、それも凄く良いのだが、サブちやんがライブで繰り広げるソウルバージョン(我々が勝手に命名)がまた素晴らしく、いつかはこのバージョンで唄ひたい! と願つてゐたのだが、それが実現してしまつたのだ!! 最後に相応しい、得難い体験であつた。

 アヤさん & バンチャンのお二人も、八代亜紀 & 石原裕次郎と、衣装からバッチリきめてきてくれて、プロの貫禄を見せてくれた。

 病気故遅れてやつてきたトモコは、「『修羅の花』がないぢやないのー!」と文句を言ひながら、『怨み節』を熱唱、幹事なのに頭痛がすると言つて隣の部屋で寝てゐたオイシンの首を、「因果応報!」と叩き斬つてゐた。

 最後だから、と、ババさんもギャラリーとして参加してくれた。その他、幾人かのギャラリーも交へ、総勢 28 名。歌には終はりはつきもの、といふアニキの言葉をこころで噛みしめ、寂しい気持ちを押し殺して、みな笑顔で最後の演サバを祝したのであつた。演歌サバイバーズよ、ありがたう!

 では、締めに座長であるオヤジから言葉を頂くことにしやう。

「よし、みんな、来年もやるぞ!!!」

 えええェー!!!

小川顕太郎 Original:2003-Dec-20;