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 Diary 2002・10月8日(TUE.)

ソウルチェンバー
1008

 前回はキタアキくん & マイちゃんという意外なゲストが遊びに来てくれたおかげで、大いに盛り上がったソウルチェンバー。みんな踊りまくって、これではまるでソウルサバイバーズではないか! という感じだったのだけれど、今回は普段のように落ち着いたチェンバーとなった。さて、極上のソウルミュージックを聴きながら、話された話題とはどのようなものか。

「いやー、『神聖喜劇』おもしろいですねー。大前田軍曹最高!」

「そうだろう。でも良かったなあ、オイシン。もしオパールに来ていなかったら、まあ何かの間違いで『吾輩は猫である』は読むことがあったかもしれないけれど、『神聖喜劇』を読むことはなかったぞ。」

「ほんとにそうですね。いやー、良かった良かった。これを読むことができて、ホントに良かった。そういえば、日垣隆の今週の断然オススメ本は『神聖喜劇』になっていましたよ。」

 といった具合。ところで肝心のクラタニくんだが、まだ野球ゲームをやっているのかな? この間リエちゃんがやってきて、クラタニくんが一日中野球ゲームをやっていて気持ち悪い、と言っていたけれど…。

「もちろんですよ! 今が一番面白いんです。実はいま、ゲーム上では阪神は最下位なんです。1 位とのゲーム差が 7 。で、残り試合は 17 試合なんですが、ここから阪神が奇跡の大躍進を遂げて優勝!! というのがボクのシナリオです。もう、凄いですよ。興奮します。」

 うーん、でも必ず勝つとは限らないのでは。いちおうゲームだし。

「いえ、勝つまでリセットし続けるから、必ず勝つんです。時間はかかりますけど。」

 そ、そうかー、で、現実のペナントレースはどうなってるの?

「…そんなもの、何の興味もありません。ボクにとってはゲームの中の阪神の方が大切です!」

 …なんか、凄い所に行っちゃってるような気がしないでもないが。

 本日はトモコの誕生日。だったので、私はそれ用の曲をかけました。が、ベタ過ぎて、曲名はここには書きません。

 このように 10 月 8 日のソウルチェンバーは過ぎていきました。

小川顕太郎 Original:2002-Oct-9;