Diary 2002・7月27日(SAT.)
KAZU16
KAZU16 来店。KAZU16 は西の方からママチャリに乗って 40 分ほどかけて走ってくるので、オパールに着いた途端に滝のような汗を流すことになる。そして今月のコーヒー(もちろんホット)を頼み、持ってきた本をひとり黙々と読む、というのが KAZU16 のオパールの利用の仕方だ。そこに今日は魔の赤い手が、緑の扇子を持って近寄ってきた。
「ほほほほほ、KAZU16 さんは、どんな音楽が好きなのかしら?」
「…え…まあ、なんでも……。」
「む、はっきりしない人やねえ。普段はどんなのを聞いているのよ!」
「…え、まあ、その、ジャズとか…。」
「ジャズね、ジャズ。ジャズが好きなのね。」
「…え、いや、まあ、ほかのものも好きだし…。」
「キイー! いったい何が好きなのよ! 自分にとってはこれ! っていうのは何なのよ!!」と、キレたポーに、緑の扇子でバシバシしばかれる KAZU16 。
「あ、あ、あの、ボクは自分で自分が何が好きなのか、分からなくなってきました!」
「ほほほほほ、あ、そう。じゃあ、ポーが教えてあげるわ。KAZU16 さんの好きなものは…それは演歌よ!」
「うわああ!! 来たあ!!!」
という具合に、KAZU16 は演歌サバイバーズに勧誘されていた。
ちなみに、本日メディックにビデオを返却しましたが、『南国土佐を後にして』はかなり面白かったです。歌手としてばかりでなく、とうとう役者としての小林旭の魅力にも捉えられてきた感じ。しかし、なぜか旭の映画って、あまりビデオがないんだよねえ(メディックだけか?)。一挙に DVD 化されないかなあ。そうしたら……オイシンにでも買わせて、借りるのになあ。
小川顕太郎 Original:2002-Jul-29;