Diary 2002・2月4日(MON.)
雑感
部屋を片づけたいとずっと思っているが、片づかない。そもそもモノが多すぎて片づきようがなかったりするのだが、なかなかモノは減らない。なんといっても邪魔なのは本だが、これがまた減らない。常に売る本、あげる本、捨てる本を探しているし、売り飛ばし、人にやり、捨てているのだが、いっこうに減らない。増えているような気さえする。いや、確実に増えている。どうしたものか。そんなにたくさんの本を読んだって仕方がないだろう。少数の本を繰り返し読む、というようなライフスタイルの方がよいような気がするし、そういったのに憧れ続けているが、いっこうにそのようになる気配がない。故に本は減らない。部屋は片づかない。そうやって人生は過ぎていく。
武道を何かやりたい、とずっと思っている。身体技法として、昔から興味があった。私はノーザンソウルで踊る事が好きだし、ダンスでもかまわないのだが、とにかく身体を動かしたい、鍛えたい、という欲求がある。筋トレのように筋肉を鍛えるのではなく、身体を鍛えたい。生きるか死ぬか(殺すか殺されるか)というギリギリの所で練り上げられ身体技法を自分のものにして、自分の身体を鍛え上げたいのだ。が、そんな事を言っていうちに、ドンドン時間は過ぎていく。普段の生活で、ほとんど身体を動かすこともなく、ひたすら身体はなまり、老化して、朽ちていく。思い立ったが吉日、という言葉があるが、いっこうに吉日はこない。今も背中を丸め、こうしてキーボードを打っている。身体的には最悪だ。そうやって人生は過ぎていく。
小川顕太郎 Original:2002-Feb-6;