Diary 2002・4月4日(THU.)
なんとなく
罪悪感
久しぶりに昼に起きる。ここ数日は病院に泊まり込んだりして、朝は 6 時ぐらいには起きていたからだ。朝ご飯を作って食べ、買い物に行き、トモコのごはんを作ったら、すでに 15 時。いそいで病院に行く。
今日から部屋を移って、廊下の端の二人部屋。昨日手術をしたばかりの人が同室で、なかなか感じの良いおばさんなのだが、痰がすごくて、つねに痰をはいている。本人は苦しいだろうから、こんな事をいうと気の毒だが、やはりこちらは気分が悪い。トモコはまだ外出が許されていないので、二人で病院内をウロウロする。
来週になれば、たぶん大部屋に移らなければならないだろうから、ちょっと大部屋を覗くと、狭い部屋に、ブクブクに太ったオヤジ達が犇めいていて、凄まじい情景。これは…と思って部屋の入り口のプレートをみると、糖尿病の人達の病室だった。まあ、それにしても、大部屋はやはりイヤだなあ。
部屋に帰って、ベッドの上で私が作ってもってきたごはんを食べる。青菜と挽肉の冷製パスタだ。それに、トモコの好物のマグロのお刺身も持ってきた。それらをモリモリと食べていると、お医者さんと看護婦さんが突然巡回にまわってきた。慌てて片付けようとして醤油をお盆の上にこぼしたりする。別に構わないのだろうが、なんとなく悪いような気がして。
そういえば、今日トモコが「ベッドのシーツを変えて欲しい」と要求したら、来週までダメ、と言われたそうだ。なんでもシーツの交換は周に 1 回だという。病室の中の埃もけっこうすごくて、隅の方で固まっている。病院って、不潔なところですね。
同室の人もいることだし、長居は悪いと、21 時前には私は帰る。
さて、明日は何を作ってもっていくかな。
小川顕太郎 Original:2002-Apr-6;