Diary 2001・10月18日(THU.)
らんぶる
エキスポと会食。場所は「祇園らんぶる」。やー、祇園になんて来るの久しぶりだなー。ここ「祇園らんぶる」の 2 階では、「小川」というお茶屋さんがやっているというだけあって、なかなかそれっぽい雰囲気で好い。こういう所は、来るだけで気分が華やぎますね。
靴を脱いで店に入り、座敷に通される。流れている音楽は、エンヤ!
「あー、これ『スウィート ノベンバー』のテーマ曲なんですよねー。」と、京都映画祭でいちはやくこの映画を観たヤマネくんが言う。うーん、そうですかー、私はちょっとこういうの苦手かもー。ま、それはともかく、どんどん食べて、飲みましょう!
と、どんどん運ばれてくる料理の上品な事よ! 1 年前に我々 4 人が会食した時は、鶴橋の焼肉屋でメニューを片っ端から注文し、吐いては食べ、飲んでは吐き、という状態だったのだが、それと較べるとなんという違い! 洒落た食器に盛られて出てくる料理は、量が少ない!!! まあ、そういう店だから当たり前なのだが、我々は神妙な面もちで料理を口に運ぶ。お酒もすぐなくなるので、ってそれは 1 合ずつしか頼んでいないからだが、どんどん種類を変えて注文する。
「やっぱり懐石料理を意識しているんですかねえ。」
「そうだろうな。まったく懐石って奴は碌でもない影響を及ぼしているなあ。ヌーベル・キュイジーヌとか。」
と、不謹慎な会話をしながら食をすすめる、上品になりきれない 4 人であった。
現在大阪での仕事をしており、朝が早いエキスポとは 0 時前に別れる。別れた後、しばし四条河原町の交差点で悩んだ私とトモコは、やっぱちょっと足りないか、と言いながら、「朝まで食堂・錦」に向かったのでした。いやはやー。
小川顕太郎 Original:2001-Oct-20;