Diary 2001・10月16日(TUE.)
初めて観た映画
雨である。台風が近づいているらしく、一日中雨。そして雨だからなのか、それとは関係なくか、暇である。暇だとどうでもいい事を、ほじくり出して喋ったりする。今日は、一番最初に観た映画(もちろん映画館で観た)は何か? という話題になった。トモコは『101 匹ワンちゃん』。なるほど、子どもらしいですね。トモコいわく、子どもだったから、スクリーンが大きかった事と、犬がスパゲッティを食べるところに感動したそうだ。うーむ。
で、ショウヘイくんは『典子は今』。なんか、凄い映画を最初に観てますねえ。サリドマイド児で両腕のない辻典子さんのセミ・ドキュメンタリー映画。私は観ていませんが、当時大評判になっていましたねえ、確か小学生の間では(って私も小学生だったはずですが)、両腕を服の中に隠してなんやかんやするという、極悪非道な遊びが流行っていたと記憶しますが、子どもって、どうしようもないですね。
最後に私の番ですが…、これがまた覚えていません。『キタキツネ物語/チリンの鈴』という二本立てを観にいった事は覚えているのですが、これが最初の映画体験だったのかどうかは定かでない。みんなよく覚えているなあ。私はそもそも子どもの頃の記憶って、ほとんどないんですよ。ほんとに子どもだったのかな?
帰る頃には雨が爆発的に激しくなって、明日も雨かあー、と嘆息しながら家路を辿ったのでした。
小川顕太郎 Original:2001-Oct-17;