Diary 2001・3月15日（THU.）
看病
トモコが熱を出して寝込んでいるので、一日中看病をして過ごす。看病といっても、基本的にトモコはずうっと寝ているので、時々様子を見に行って背中をさすったり、お茶を持って行ったり、食事を作ったりするくらいだ。ところで食事なのだが、あまり食欲がないらしく、食べたがらない。そこで野菜ジュースを作る。これはトモコの好物なのだ。
まず小松菜をよく洗い、細かく切る。ついでにトマトもよく洗い、ザク切りにする。これらをミキサーにいれ、昆布だしのでている水と紅花油、塩をいれて、撹拌する。よく混ざったところで、レモンを絞り、その汁をいれ、もういちど混ぜる。これで出来上がり ? 私もたまに飲むのだが、うまい。それになんだかとても健康になったような気がする。トモコは 2 杯ほど飲む。
私はたまにしかベッドサイドに行かなかったが、ポーは付きっきりで看病していた、らしい。「なんだかポーとの絆が深まったような気がする」とトモコは言うが、いったいどのような看病をしていたのだろうか。何故か私はあまり感謝されず、ポーばかりが感謝されている。きっと病人にとっては、食事を作ってくれるよりは、ずっと側にいてもらうほうがいいのだろうな、と無理矢理自分を納得させる。
うーん、もしかして明日も寝不足で仕事かあ。
小川顕太郎 Original:2001-Mar-16;