Diary 2001・6月29日(FRI.)
だるまちゃん
今日も書道だ書道だ! と言いながら賛交文化サロンに行くと、「あら、今日は教室はお休みですよ」と言われる。ガーン。仕方がないのでそのまま北上し、三月書房で『現代作家 100 人の字』石川九楊(新潮文庫)を購入。それから南下して店の買い物をすました後、オパールへと向かう。
ユキエさん来店。最近ショウヘイくんが家の奥から引っぱりだして持ってきた絵本『だるまちゃんとてんぐちゃん』を見せる。この絵本のことを知っている人と知らない人がオパール周りでは混在し、「なつかしい!」「なに? これ?」と言い合っているのだが、ユキエさんはどうか。
「この本は知りませんけど…同じ作者の絵本なら何冊か持っていました! なかでも『どろぼう学校』というやつが最高なんです! かこさとし最高!」なんでもこの『どろぼう学校』という絵本は、どろぼうを教える学校があって、そこのクラスのみんなが先生も一緒にどろぼうに行くのだが、全員逮捕される、というお話らしい。最高ではないか。
ここでユキエさんの携帯電話がなる。夏休みの日を決めろ、というお勤め先からのメールだ。「次のソウルサバイバーズって、7 月 13 日でしたっけ?」とユキエさんは確認し、その日から三日間休みをとることにする。三日間? 夏休みが三日間しかないのかユキエさん。ふつう夏休みといえば、一番長いお休みのはずだが。
「そうです。夏休みが一番長いんです。」
え? という事は…。頑張れ! ユキエ! 未来君がついているじゃないか。いけずな京都人に負けるな!
小川顕太郎 Original:2001-Jun-31;