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 Diary 2001・1月7日(SUN.)

雪の日

 朝、というか昼に起きると、外は一面銀世界だった。もの凄い寒さだ。体調もいまだ安定せず、故に大事をとってもう一日だけ店を休むことにする。

 朝食は例によってスパゲティ。久しぶりにカラブレーゼを作る。茹であげたパスタにバターとオリーブオイルを絡め、塩胡椒で味付けをして、その上に微塵切りにしたオリーブ・ケイパー・アンチョビをのせ、たっぷりパルメザンチーズをかける。今日はその上にさらにトマトのザク切りをのせた。トモコの作る野菜ジュースとともに、おいしくいただく。

 ウエナカさんが家の掃除に来てくれていたので、掃除はウエナカさんに任せ、私は転がって本を読んだり、レコードを聴いたり、微睡んだりする。

 夜に、意を決して近所のセイユーまで買い物に出かけ、閉店前だったので半額になっていたお刺身類や鰹のたたき、生牡蛎などを買い込み、家に戻ってウエナカさんの労をねぎらう意味で、焼酎のお湯割りとともに食卓に供す。私もお相伴にあずかり、食後ウエナカさんが掃除の続きをやっている横で、いい気持ちで寝込んだりする。

 外は雪が降っていて寒いが、部屋の中はそこそこ暖かく、焼酎で身体を暖めながらゴロゴロしてソウルを聴く。その間に妻が働きに出ていて、友人が家の掃除をしてくれる。最高だ。たまには風邪をひくもんだ。と、心に思うのは一向に構わないが、決して書いたりしてはいけない事を、書いてみたりする。

小川顕太郎 Original:2001-Jan-8;