京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

HOME > diary > 01 > 0225
 Diary 2001・2月25日(SUN.)

最近の
ヘビーローテーション

 何日か前の日記で、K-Ci & JoJo の新作を買ったのだが一聴しただけではよく分からなかった、といった内容のことを書いたが、あれから家に持って帰って何回かちゃんと聴いているうちに、はまってしまった。素晴らしい! 一日に最低 2 回は聴いている。今も聴きながらこの日記を書いている。

 もともとブラックミュージックにはダンサブルなものから入っており、このようなスローナンバーを切々と歌い上げるものはどちらかというと苦手だった。だから JODECI がデビューした時も、一応買って聴いてみたものの、どこがよいのかさっぱり分からず、そのままどこかにやってしまった。それが今や耽溺。ノーザンソウル・モダンソウルなどのダンサブルなナンバーでも、ミッド〜スローテンポのものがグッとくるようになってきた。やっぱソウルは ミッドテンポですよ。などとひとりで悦に入っている。

 もうひとつの最近のヘビーローテーションは、PETE ROCK の「SOUL SURVIVOR」。PETE ROCK は昔から好きだったけれども、C. L. Smooth と別れてからは聴いていなかった。それが最近はケブ・ダージと一緒にやったりして、にわかに(私の中で)名前が再浮上してきたので、ちょっと CD の棚をのぞいてみると、「SOUL SURVIVOR」という名前が目に飛び込んできた。これは買わねば、と買って聴いてみると、もうむちゃくちゃいい! お洒落でソウルフル。PETE ROCK 最高! ヒップホップ熱も再燃か?

 今日は雪がちらついたりして寒かった。にもかかわらずそこそこお客さんは来てくれて、日曜日らしい一日だった。


 帰り道にショウヘイくんに高山彦九郎の話をする。高山彦九郎は江戸時代に勤王思想を全国に説いてまわった人で、当時は変人扱いされ、幕府からは危険人物視されて追いかけられ、最後には精神に異常をきたして自害した人だが、京阪電車の三条駅前に、御所を伏し拝む高山彦九郎像がある。が、私の京都の友人達はむかしからあの像のことを、誰かも知らず、「土下座」と呼んでいて、明日「土下座」前で何時に、といった感じで待ち合わせに使ったりしていたので、「あれは土下座をしているのではない!」と私はよく叫んでいたものだ。

 だから京都では高山彦九郎像のことを「土下座」といって、渋谷のハチ公、梅田のビッグマン、などと同様に親しまれているのかと思っていたら、ショウヘイくんは知らなかった。いや、ただそれだけの事なんですけどね。

小川顕太郎 Original:2001-Feb-27;