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 Diary 2001・12月13日(THU.)

大掃除

 本日は大掃除。割れたタイルの貼り替え、排水溝の掃除、天井の掃除、エアコンの中(フィルターではない)の掃除、壊れた箇所の補修、と、普段やらない所を集中的にやる。

 床を束子で擦りながら、こう考えた。しゃがんで擦れば疲れが早い。膝をついたら膝が痛い。力を込めたら目眩がする。兎角に床掃除はやりにくい。…まあ、そうなんだけれど、私が考えたのは、ここに幸田露伴が居ればなあ、ということだ。露伴は娘の文に家事全般を徹底的にたたき込んだらしい。もちろん、掃除もだ。掃除というのは、当たり前の事だが床をひとつ磨くにもやり方があり、やり方が拙ければ、効率もあがらず、ちゃんと出来ない。きっと我々の床掃除なんて、酷いものなんだろう。露伴はこう言う。

「働くときに力の出し惜しみをするのはしみったれで、醜で、満身の力を籠めてする活動には美がある。」

 まったくその通りでございます。本日はみんな、ショウヘイくんも、ワダくんも、オイシンも、トモコも、満身の力を籠めて掃除をしておりました。美しかったです。私は…2 日分の日記のネタを考えていたので、美しさに欠けたかも。

 しかし! その成果をここにお届けします! さー、明日も通しだから早く寝よー。最近は睡眠不足です。

小川顕太郎 Original:2001-Dec-15;