Diary 2000・10月23日(MON.)
きものキップ
トモコが「きものキップ」なるものを駅からとってきた。着物を着てこのキップを提示すると、電車やバスに無料で乗れるというものだ。利用できるのは、京都市営地下鉄・京福電鉄・叡山電鉄・京都市バス・京阪バス・京都バス。期間は今年の 11 月 1 日から 12 月 24 日まで。京都市観光協会や西陣織工業組合、和装学院振興協議会などが後援している。つまりはこれは京都中にもっと着物を溢れさせ、古都としてのイメージをアップ! さらに着物もバンバン売るぜ! という事だろうが、なかなか良いアイデアではないか。
トモコなんか「きものーきものー」とすでに大騒ぎしている。確かにトモコは何着か着物を持っているし、本人も「服の中では着物が一番」と言っている割には、京都に引っ越して以来、ほとんど着物を着ていない。着物は好きだが着る機会があまりなくて、と思っている人は多いはずなので、これはそういう人達にとってもいい機会になるだろう。
「これ使ったら交通費が浮くし、そのお金で新しい着物を買ってー」。
いや、そういう話ではないんだけれど…。
昨日の忙しさが嘘のように、本日は暇でした。早めに閉めて、とっとと帰る。10 月だというのに蒸し暑い夜だった。
小川顕太郎 Original:2000-Oct-24;