Diary 2000・5月3日(WED.)
水平社プリクラ
今日は中番なので 18 時前に店に電話をかけて様子をきいたところ、「お客さんゼロです!」というヒロキくんの力のこもった声。なるほど、と思いながらゆっくりと店に向かう。
店に着くとそこそこお客さんがいるので、ほおお、と思っていると、そこからはひっきりなしにお客さんが来て、久しぶりに忙しいオパールとなった。
可能涼介が週間読書人のアカシさんと一緒に来店。水平社博物館で行われている「中上健次の世界」展に行った帰りだそうだ。今日は 14 時から高澤秀次の講演があったのでそれに出席し、四方田犬彦らと打ち上げで飲んで騒いできたという。「プリクラがあった、プリクラが」といって、可能が一枚の写真のようなものを見せてくれる。そこには西光万吉ら水平社の人達が写っており、左上隅の円形の中に可能の顔が写っていた。怖い写真だ。
0 時前にはすっかりお客さんもひいて、いつものオパールに。めりはりがきいている。
小川顕太郎 Original:2000-May-5;