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 Diary 2000・1月2日(SUN.)

SOUL KNIGHTS

 実家で目覚める。正月 2 日は毎年、私の母方の祖父母を囲んで親戚一同が集まるのだが、今年は祖父が卒寿、祖母が喜寿でもあることから、大阪のホテル・リッツカールトンで特別に昼食会をやることとなった。

 リッツカールトンには初めていったのだが、豪勢なヨーロッパ風の内装で笑ってしまう。さすがは関西一の高級ホテルだ。まずは親戚一同で記念撮影。パチリ。「家族の肖像」ってやつですか。はは。

 で、お食事会だ。ホテルの料理はまずいと相場は決まっているが、ここのはなかなかおいしい。感心しました。でもコーヒーは死ぬほどまずかったけどね。まあそんな事はどうでもよい。この年に一度の親戚の集まりというのがまたねえ、あれなんだけれども、まあ、それで私の祖父が喜んでくれるのならよしとするか、って感じだ。また今年は親戚みんなで年末ジャンボ宝籤を買うという、なんともトホホな事をやっていたのだが、900 枚買って当然の事ながら当たらず。一万円が 2 枚と 300 円が 90 枚当たっただけ。はあ。まあ別に宝くじ買ってもいいんだけど、それで「夢を買う」とか言うのはやめてほしい。恥ずかしいから。踊らされているだけでしょ、そんなの。

 15 時半にお開きとなり、17 時にベッチと梅田駅で落ち合う。ふふふ、本日のメインイベントはこれからですよ。我々は踊らされるのではなく、踊りに行くのだ。

 神戸のクラブ「ゾンネ」にてキタアキくん主催で「We are SOUL KNIGHTS」という ALL DAYER のパーティーがあるのだ。昼の 3 時から夜の 9 時まで踊り狂うから ALL DAYER 。ゲスト DJ として RAW DEAL がプレイする。RAW DEAL はあのケブ・ダージの相方としてロンドンで DEEP FUNK のパーティーを行っている若者。日本ツアー中なのだが、キタアキくんというかキタアキくんの主催する「ヌードレストラン」というイベントに惚れ込んで、特別にゲスト DJ として遊びにきてくれたんだそうだ。

 我々がついた頃にはもうゾンネは大盛り上がりで、もともと狭いクラブなのだが、もうギュウギュウでとても踊れない状態。といってもみんな強引に踊っているんだけどね。クラタニくん、イチモトくんも来ている。RAW DEAL のプレイはこれが「LEGENDARY DEEP FUNK」なのかと感心させるかっこよいもの。狭さをものともせず踊り狂いました。今年はもう最初っからソウルづけの素晴らしいスタートを切った。さてさてどんな年になるのか。楽しみです。

 帰りにはみんなで「桜一番」という居酒屋へ。みんなから「兄さん!」「兄貴!」と呼ばれて走り回るキタアキくん。RAW DEAL には気を遣うし、じゃれつくイワブチくんやイズミくんの相手もするしで、すっかり消耗してしまっている。最後にはみんなの残したビールをベッチと二人で「もったいない」と全て呑みほし、もうフラフラだ。かなり座った目をして「朝まで呑みましょう、朝まで」と言い募るのをマイちゃんがたしなめ、お開きとなる。なぜだか残念そうなベッチ。それを見る不安そうなトモコ。うううん、私は何も言いません。帰り道でもクルクル回りながら帰りました。

小川顕太郎 Original:2000-Jan-4;