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 Diary 2000・2月1日(TUE.)

弟子働く

 昨日から体の具合が悪いと訴えていたトモコだが、今朝にいたって発熱 & 腹痛でダウン。ヒロキくんもまだ回復していないようなので、今日も私とタイラの二人。が、タイラは 22 時には所用があって帰らなければならないので、それ以降閉店の午前 2 時までは私一人でやらなければならない。それはちょっとキツイだろうと、オイシンに電話をする。「本日 22 時からオパールで働くように」。丁稚タイラ、家畜ネコ、に続く弟子オイシンの本格的誕生である。

 弟子であるオイシンにとって、もちろんオパールは道場であり、働く事は修行である。無私の心で一心に打ち込まなければならない。たまにはお布施もおさめなければならないだろう。早速メニューを見せる。「何か知らないものがあるか?」「ええと、ラッシーって何ですか? 道場主」。「それはな…」。「じゃあ、カフェモカって何ですか? 道場主」。「それはな…」。「じゃあ…」。……これはエライ大変やわ。弟子に色々と教えたり注意したりしながら働いたので、かえって疲れたかもしれん。しかし明日も同様の体制で道場は続くのであった。

小川顕太郎 Original:2000-Feb-2;