Diary 2000・8月26日(SAT.)
100円玉
お勘定をする時に、例えば 600 円の代金を払う時に、100 円玉 6 枚を恥ずかしそうに出しながら、「すいません〜」と謝るお客さんがいる。これは自分の持っているバラ銭が邪魔なのでそれを整理する、という意味合いがあるため、押しつけられた相手は迷惑だろうと直感的に感じて謝るのだろうが、実はそんな事は全くない。
他の店の事は分からないけれども、少なくともオパールでは慢性的に 100 円玉が不足しているため、100 円玉は大歓迎である。どちらかというと困るのは、600 円の代金を千円札で払われる事で、よくあるのだが 3 、4 人で来ていて、全員がそれぞれ千円札を出して払う場合などだ。こういう場合に、1 枚でもいいから 100 円玉を持っていないかと尋ねると、だいたいの場合は持っていて、中には全部 100 円玉で払ってくれる人まで出てくる。
要するに、面倒なのか、そっちの方がかっこよく思えるのか、バラ銭は相手の迷惑になると思っているのか、理由ははっきり分からないけれど、お札でサッと払いたがる人が多いという事だ。しかしながら、バラ銭は慢性的に不足しているものだし、土・日は銀行で両替する事もできないので、バラ銭歓迎! なのだ。あまり細かすぎるのは困りますが。
そういえば最近は 1 万円札で払う人が多く、特に昨日・今日と給料日だったためか、非常に多くの人が 1 万円札で払ったため、久しぶりに千円札が不足しそうになった。今日はなんとか持ちこたえたが、もし足りなくなった場合、どうすればよいのだろうか。ううむ、少なくとも日記のネタにはするだろうなあ。
小川顕太郎 Original:2000-Aug-28;