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Text by 小川顕太郎
2006年01月10日(Tue)

ベスト50
音楽

 雑誌「bmr」にて、恒例の年間ベスト50が発表された。2005年のブラックミュージックのアルバムからベスト50を選ぶのだ。栄えある第一位はBUN B『Trill』。2位はTHE GAME『The Documentary』で3位はYING YANG TWINS『U.S.A』。以下、Z-RO、DO OR DIE 、SYLEENA JOHNSON、BOBBY VALENTINO、TWEET、…と50位まで続く。

 ま、毎回の事ながら、なるほどねー、てな感じ。50CENTの評価が思つたより低いな(14位)とか、なんでリル・キムがないの? とか、色々思ふところはあるが、そんな事をいちいち書くのは面倒くさいので、私なら何を選ぶか、を考へてみた。と言つても、50枚は多すぎるので5枚、「bmr」ではヒップホップもR&Bもゴッチャに選んでゐるが、それぞれを分けて5枚づつ選んでみました。

まづはヒップホップ。
  1. BUN B『Trill』
  2. THE GAME『The Documentary』
  3. PAUL WALL『The Peoples Champ』
  4. SLIM THUG 『Already Platinum』
  5. WARREN G『In The Mid-Nite Hour』
次点
U.N.L.V.『GUTTA 4 LIFE』

 1位と2位は「bmr」と同じ。まぁ、順当だと思ふ。ていふか、今年はなんと言つてもH-TOWNイヤーで、ヒューストン産のヒップホップがほんと素晴らしかつた。他を圧してゐたと言つても良いだらう。私もいまや、南部のヒップホップ以外、あまり聴く気がしない。が、そんな中、ウォーレンGの突出振りは賞賛に値する。これぞウェッサイ、Gファンク! といふ音で、ここまでネクストレベルの作品を作るとは。正に神品。ホントは1位にしてもいいのだが、ま、歴史的な意味合ひを考慮して、かういふ順位になりました。

 次にR&B。

  1. URBAN MYSTIC 『Ghetto Revelation』
  2. FRANKIE J『The One』
  3. SYLEENA JOHNSON『Chapter 3: The Flesh』
  4. FAITH EVANS 『The First Lady』
  5. GORDON CHAMBERS 『Introducing Gordon Chambers』
次点
MARIAH CAREY『The Emancipation Of Mimi』

 てな所かな。R&Bに関しては、ほとんど順不同。あげたものは全て涎が出るほど美味な作品ですが、突出したやつがなかつた。で、気分で順位をきめました。一応、ソウルネスとポップさが私の評価基準なので、ソウルフルで且つポップ、といふ作品が選ばれてゐます。

 毎月10枚は新譜を聴いてゐるので、年間で120枚以上は聴いてゐる事になる。ので、年間23本観て選ぶ私の映画ベスト10よりは、多少マシなのではないでせうか。

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